当社のDX推進の取り組み

当社のDX推進の取り組み | 株式会社いかるが牛乳

当社のDX推進の取り組み

株式会社いかるが牛乳は、「暮らしをより豊かに、健康的に。」をモットーに、お客様に安全で良質な商品、サービスを提供することに努めてまいりました。昨今、消費者の健康志向の高まりや食品の安全性への関心向上に伴い、食品メーカーに対する「安全・安心」への期待は一層高まっています。また、少子高齢化に伴う人手不足を背景に、社会全体として働き方の早急な見直しと改善が求められています。

こうした変化の中で当社は、今後も安全で良質な商品、サービスを提供していくために、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めていきます。当社では、日々の業務に対して「この作業は本当に必要か」「デジタル技術で改善できる余地はないか」と問い直す習慣を持つよう進めていきます。それにより、業務の正確性や処理速度の向上を促し、創出された時間を、お客様の暮らしがより豊かになる商品、サービスの提供を目指すための取り組みへとつなげていきます。

DX

デジタル技術で未来を創る

DX推進に向けた戦略
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1. 情報の一元化

これまで紙ベースで記録、保管されてきた様々なリソースをデジタル化し、グループウェア上で管理することで、社内の情報共有スピードを飛躍的に向上させます。その結果、連絡漏れを削減し、情報伝達時間を短縮することを目指します。

これにより、お客様への連絡漏れが大幅に減少し、納期変更や仕様確認などの重要な情報を確実にお伝えできる体制を構築します。また、社内での迅速な情報共有により意思決定のスピードが向上し、お客様からのご要望や仕様変更に対して素早く対応できるようになり、お客様のビジネススピードに貢献してまいります。

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2. 自動化の推進

発注の取り込み等、日々のルーティン業務をRPA技術を活用して自動化することで、業務効率と正確性の向上を実現します。これにより、従来手作業による入力ミスで発生していた納期遅延や誤出荷のリスクを削減し、お客様への確実な納品体制を強化します。

さらに、自動化により残業時間を短縮し、従業員のワークライフバランスを改善することで、社員のモチベーション向上と心身の健康維持を図ります。創出された時間を、お客様対応や提案活動などの付加価値業務にシフトすることで、よりきめ細やかなサービス提供と、お客様の課題解決に注力できる体制を実現してまいります。

働きやすい環境で活力ある社員が対応することで、お客様により質の高いサービスを提供できる好循環を生み出します。

3. クラウド化への移行

勤怠管理システムをはじめ、重要書類について、従来の紙媒体からクラウド型サービスへ切り替えます。これにより、BCP(事業継続計画)対策を強化し、災害時においても重要なデータを確実に保護するとともに、迅速な業務復旧が可能な体制を構築します。

地震や火災などの不測の事態が発生した場合でも、クラウド上に保存されたデータへ安全にアクセスできるため、お客様への納品や対応を継続的に行うことができます。

また、正確な労働時間の把握によるコンプライアンス強化により、適切な人員配置と労働環境の改善を実現し、社員の働きやすさを向上させます。その結果、社員の定着率向上を図り、熟練した担当者による安定した品質とサービスをお客様に継続的に提供できる体制を強化します。

DX推進のための体制づくり
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【DXチームの設立】

当社では、各部署から選出された担当者で構成されるDXチームを設立いたしました。各々が所属する部署のDX課題の解決を進めるとともに、部署間での連携を深めることで、全社でのDX推進を図ります。この体制により、各部署の実情に応じた効果的なDX施策の立案と実行を可能にしています。

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【人材育成の取り組み】

デジタル技術に詳しい人が中心となり、AIやRPAなどの最新技術の情報を、社内で積極的に共有しております。また、グループウェアと連携して使用するノーコードツールの利用を社内で推進しています。社員が、それぞれの業務に適したアプリケーションを作成、利用することで、DXによる業務改善を実感できるような環境づくりを目指しています。

最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策
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① グループウェア基盤の構築

情報共有機能を目的とし、デスクネッツネオ(desknet’s NEO)グループウェアシステムを導入いたしました。当該システムにより、組織内における情報流通の円滑化及び業務プロセスの標準化を実現しております。

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② 業務自動化基盤の整備

定型業務の自動化を推進するため、Microsoft Power Automate Desktopを導入し、RPA環境を構築、またノーコードツールを利用した、業務アプリの作成を行います。同ツールの活用により、反復的業務の自動実行体制を確立し、業務効率の飛躍的向上を図ります。

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③ 勤怠管理システムの構築

従来の紙媒体による勤怠管理から脱却し、サイバーエクシード勤怠管理システムを導入いたします。同システムにより、勤怠情報の電子化及びリアルタイム処理を実現し、労務管理を推進いたします。

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④ 組織体制の整備

各部署よりDX担当者を選出し、部門横断的なDX推進チームを編成いたします。当該チームは、部門間の垣根を越えた視点での課題抽出及び解決策の立案を担い、全社的なDX推進の中核的役割を果たします。

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⑤ DX人材育成プログラムの実施

DX推進に必要な知識及び技能の習得を目的とし、外部専門講師による月次研修プログラムを実施いたします。当該研修により、DX担当者のITリテラシー向上及び最新技術動向の習得を図り、継続的な人材育成体制を確立いたします。

DX推進達成度の指標

DXの取り組みの成果を測るため、以下の指標を設定しています。

指標の項目 具体的な目標
情報の一元化

定量指標

  • 情報伝達時間:従来比50%短縮
  • 連絡漏れ発生件数:従来比90%以上削減
  • デジタル化資料数:前年度比でコピー用紙の購入枚数を従来比15%以上削減
  • グループウェア利用率:全社員の95%以上
  • 承認スピード:ワークフローシステム導入により、各種申請書類の承認にかかる時間を平均1営業日以内に短縮する

定性指標

  • 顧客からの情報提供スピードに関する満足度向上
  • 担当者不在時でも即座に情報提供できる体制の確立
  • 意思決定から顧客への回答までのリードタイム短縮
業務の自動化

定量指標

  • RPA導入業務数:全ルーティン業務の60%
  • 残業時間削減:月平均削減率30%削減
  • 入力ミスによる誤出荷・納期遅延:発生件数90%削減
  • 業務処理時間:従来比30%以上短縮
  • 顧客対応時間:25%増加(創出時間の付加価値業務へのシフト)

定性指標

  • 従業員満足度調査におけるワークライフバランス項目の改善
  • 顧客からの納品品質に関する評価向上
  • 提案活動件数の増加
クラウド化への移行

定量指標

  • クラウド化対象書類の移行率:85%以上
  • データバックアップ頻度:1日3回(自動実施)
  • 災害時の業務復旧目標時間:4時間以内
  • リモートアクセス対応率:全社員の90%
  • 社員定着率:従来比15%向上

定性指標

  • 緊急時における顧客対応継続性の確保
  • コンプライアンス遵守体制の強化評価
  • 顧客からの安定供給体制に関する信頼度向上
サイバーセキュリティに関する対策
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セキュリティアクションの取り組み

お客様や従業員の情報を守るため、情報セキュリティ対策に取り組み、SECURITY ACTION(二つ星)を宣言 しました。


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DX推進 代表ご挨拶

株式会社いかるが牛乳では、お客様により安全で良質な商品、サービスをお届けするために、全社的にDXの取り組みを進めて行きます。昨今、食品メーカーに対する「安心、安全」への期待はますます高まっています。また、人手不足を背景に、企業は社員一人ひとりの働き方についても、変革が求められています。

このような中でも、お客様の暮らしをより豊かに、健康的にするために、社員一人ひとりが、DXによる業務改善の意識を持つ企業を目指していきます。様々な業務を、各部署に根付いた形で、より効率的に、よりミスが少なくなるよう改革していくことで、日々の業務負担の軽減につなげます。そこで創出された時間を、お客様の暮らしがより豊かになる商品、サービスの提供を目指すための取り組みへとつなげていきます。

株式会社いかるが牛乳
代表取締役 鵤 照

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